とてもシンプルな投資の極意
どうも、ヒトシです。
これまでに私の投資法としてインデックスファンドへの積立投資について書いてきましたが、実はごく稀にですが株式の個別銘柄への投資もしています。
個別銘柄への投資はインデックスファンドへの投資に比べ、通常、リスクは高い代わりに上手くいけば大きなリターンが期待できます。
でもね、本来、比較的ハイリスクーハイリターンであるはずの個別銘柄への投資を、ローリスクーハイリターンにする方法があるんです。
それが、今日の本題である私の考える投資の極意です。
その極意とは・・・
ひたすら待つこと。
何を待つのか?
株価が下がるのをです。
そして、株価が下がったところで購入し、またひたすら待ちます。
何を待つのか?
株価が上がるのをです。
株価が上がったら売る。
何を当たり前のことをと思うでしょう?
でもね、投資をしていると、意外とこの待つということができない。
投資って儲けようと思えば当然、売買しないといけない。
儲けたいって思っている人には、何もせずに待つということがなかなかできない。
じゃあ、どれくらい株価が下がったら買えばいいのか?
これは、明確な数字があるわけではないのですが、たとえばリーマンショックのように世界経済に大打撃を与えるような出来事の後や、同時多発テロや東日本大震災のように社会に大きな不安を与えるような出来事の後に株価が暴落したタイミングは絶好の買いのチャンスになります。
実際私はリーマンショック後に株価が暴落を始めた後、チャンスを待ち、2009年に入ったあたりから株価の下落に歯止めがかかったなという状況になってから、トヨタ自動車の株を少しずつ買い増していきました。
トヨタを選んだのは、日本を代表する企業であり、絶対に倒産することはあり得ないだろうと考えたからです。
いくら株価が下がったところがチャンスと言っても、そのまま倒産してしまうような会社の株を買ったら大損ですからね。
そこから東日本大震災を経て2012年いっぱいくらいまでトヨタ自動車の株を買い続け、このとき購入した株数は約1万株、金額にして3000万円を少し超えるくらいでした。
それをその後約2年半持ち続け、2015年の夏に全部売却しました。
この時の売却金額は約8000万円です。
利益にして約5000万円ですね。
売るタイミングは日経平均が大台の2万円を突破した時期です。
大台に乗ったことでこれ以上の上昇は難しいんじゃないかと判断したことと、十分満足いく利益が出ていたことで売却を決断しました。
結果として直近の最高値付近で売却することができたのは、私に先見の明があったわけではなく、運が良かったとしか言いようがありません。
そして、この投資法もまた、インデックスファンドの積立投資と同じく、期限を定めていないからローリスクを実現できるということを忘れてはいけません。
期限がないから待つことができるのです。
とにかく大きなチャンスを待つこと。
これこそが投資の極意だと思います。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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